「特にこれといったスキルはないけど在宅で仕事がしたい」
「未経験でもできるリモートワークはある?」
「家で家事や子どもの世話をしながらできる仕事を探している」
こんな風に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいお仕事が、「日本語講師」です。
オンラインの日本語講師は資格がなくてもなれます。
また、母国語である日本語を教えるので、特別なスキルや知識がなくても大丈夫。
日本語は世界でも人気の語学なので、あなたが日本人であるというだけで需要のあるお仕事です。
この記事では、
- 日本語講師が未経験でも稼げる理由3つ
- 日本語講師のメリット
- 日本語講師のデメリット
- 日本語講師に向いている人
をご紹介していきます。
在宅ワークに挑戦したい方はぜひ参考にしてみてください。
日本語講師は未経験でも稼げる理由3つ
日本語講師は未経験でも稼げる仕事です。
その理由を3つご紹介します。
①日本語学習者の数が多い
先にも述べた通り、日本語は学習者の多い人気の語学です。
文化庁発行の『国内の日本語教育の概要』によると、令和3年度時点で日本国内の学習者は123,408人となっており、非常に学習者が多いのが分かりますね。
国内だけでこれだけいるので、世界的に見るともっと多いです。
同じく『国内の日本語教育の概要』によると、講師数は39,241人なので、学習者の数が講師数に比べて多い結果に。
これらのことから、日本語講師は飽和状態ではなく、かなり需要のある職業となっていることがわかります。
②無資格でもできる
学校で日本語講師として働くには資格がある方が望ましいとされていますが、在宅でできるオンラインの日本語講師は資格なしでもOKなプラットフォームがほとんどです。
例えばPreplyやカフェトークなどは無資格でもレッスンコースを作ることができます。
これらのレッスンは料金も自由に決められて、レッスンの進め方や教科書の有無も全て自分で決められるのが特徴。
その分工夫して生徒に日本語を教えていく必要がありますが、資格を取る必要はないので実践しながら講師としての経験を作っていくことができます。
③自分の母国語を活用できる
日本語は普段から使っているため、あらためて特別なスキルを獲得する必要はありません。
自分の母国語が活用できるなんて、コスパもいいですね。
しかし中には、文法を知りたい生徒も結構います。
例えば、
「私はりんごが好きです。」
「私はりんごを食べます。」
これらの文章の違いについて生徒が納得するように説明できますか?
”が”と”を”の違いはなんですか?
と聞いてくる生徒もいます。
母国語なので違いは当然わかるものの、日本語学習者にわかるように教えるにはこちらも文法について勉強しておく必要があるでしょう。
オンライン日本語講師業のメリット
日本語講師になるメリットがあるのかどうか、気になる方もいるでしょう。
ここでは日本語講師業のメリットについてご紹介します。
①パソコンがあればどこでも働ける
オンラインで日本語を教えるためにはパソコンが必要ですが、逆にいうとパソコンさえあればどこでも働ける職業です。
マイク付きイヤホンがあれば尚よしですが、なくてもレッスンを行えます。
なので、
- 旅行中の滞在先で
- 気分を変えてカフェで
- 家事の合間にパソコンを開いて
などなど、いつでもどこでも稼働できるのが魅力。
ちなみにスマホだと画面が小さいのと、レッスン中にタイピングする必要がある場合は使いにくく生徒にも迷惑がかかるので、使用しないことをおすすめします。
オンライン日本語講師だと憧れのノマドワークも実現可能!
②スキルが身に付く
日本語講師は、人に教える仕事なので、
- コミュニケーション能力
- 教える能力
がアップします。
今は人気講師として活躍している人でも、みんな最初は未経験。
講師として稼働を続けるうちにスキルアップできて、そのスキルは日本語講師以外の仕事でも活用できます。
「30代でスキルを身につけるなんて難しそう」と思われるかもしれませんが、実践しながら学ぶのとただ受け身で学ぶのとでは圧倒的に実践しながらの方がスキルは確実に身につきますし、年齢は関係ありません。
お金を稼ぎながら一生使えるスキルが磨けるなんて最高ですよね。
③何歳からでも始められる
日本語講師になるのに年齢制限はありません。
なので30代の方はもちろん、リタイアしてゆるりと働きたい50代60代の方でも日本語講師を始められます。
会社に就職するにしても、30代業界未経験だと就職できる職種もかなり狭まってしまいますね。
しかし何歳になっても思い立った時から始められるのが日本語講師のいいところ。
年齢制限を設けているオンラインサイトは見たことがありません。
何かを始めるのに「遅い」年齢はないので、気になったらまずは始めてみることをオススメします。
オンライン日本語講師業のデメリット
「日本語講師にメリットがあるのなら、デメリットもあるんじゃないか?」
そう思っている人もいるはず。
日本語講師のデメリットというより短所ですが、ここで紹介します。
(ここで紹介しているのはオンラインで働く日本語講師の短所です。)
①予約が入らないと収入にならない
講師の仕事は、生徒がいて成り立つ職業です。
そのため、オンラインで日本語の先生をするのも、もちろん生徒にレッスンを予約してもらわないと成り立ちません。
つまり
予約が入らない=収入にならない
となってしまいます。
生徒を獲得するのは難しいことではありませんが、人気講師になるには講師としてのそれなりの技術と忍耐が必要です。
安定した収入を稼げるようになるには時間がかかることを覚えておいた方がいいでしょう。
②日本語の文法的知識を備えておく必要がある
日本語は自分の母国語を生かしてできるお仕事。
しかし日本語を学びたい生徒の中には、普段私たちがあまり意識しない文法や発音について知りたがる人もいます。
先生としてレッスンするなら、文法の知識も備えておく必要があるでしょう。
「文法なんて難しいこと説明できない」と不安になる方もいると思います。
しかし最悪答えられないことでも、レッスンをしながら学んでいけばいいので心配しなくてOK。
レッスン中に質問に答えられなくても、「次回のレッスンまでに調べておくね。」と対応しておくとほとんどの生徒は納得してくれます。
実際、私は現在スペイン語を勉強していますが、先生に文法の質問をした時「わからないから調べておく」と返事が来ました。
大事なのは、”先生”という見栄を張って変に知ったかをするより、素直に誠実に対応すること。
文法の知識を身につけるには時間がかかるので、不安に思わなくて大丈夫です。
③価格競争が激しい
日本語講師は飽和状態ではありません。
しかし、日本語講師全体のレッスン料金が低いため、価格競争が行われている現実があります。
生徒としては、やはりレッスン料金が安い講師のレッスンを予約したいもの。
予約が取れないからといって9ドル,8ドルと料金を低くして生徒を獲得する初心者講師は結構いますが、生徒はそちらに流れていくため、経験を積んでも料金はあげにくいかもしれません。
価格競争を勝ち抜いて日本語講師として稼いでいくためには、
自分のレッスンの特徴と受けると得られる未来
をプロフィールに掲載して、他の講師と差別化を図ることをオススメします。
「この先生に習いたい!」と生徒に思わせることがコツです。
日本語講師に向いている人
私も日本語講師として稼働したことがあり、現在も少しだけオンライン講師として活動しています。
私の経験から、オンライン日本語講師に向いている人はどんな人か、ご紹介します。
人に教えることが好きな人
人に何かを教えることが好きな人は日本語講師に向いています。
「日本語を誰かに教えるなんて誰でもできる」と思っているかもしれませんが、たとえ日本語の文法を知り尽くしていても教えることが苦手な人はいます。
日本語でなくても、会社や学校で誰かに何かを教えることに抵抗がない人は、もしかしたら教えることが得意かもしれません。
日本語を学びたい生徒は、真面目で日本語に真摯に向き合っている人が多いです。
そんな生徒たちに日本語を教えることで、自分自身への自信と誇りに繋がっていくでしょう。
知識のアップデートができる人
常日頃から新しい情報をキャッチしたり、知識のアップデートを心がけている人も日本語講師に向いています。
日本語のレッスンでは、日本に関するニュースについて話したり、文法の知識を教えたりします。
新しい情報を常にストックしておくことで、生徒のレッスンに活用できますし、日本に関する知識が欲しい生徒にとってもプラスになるでしょう。
お小遣い程度で稼ぎたい人
日本語講師は、残念ながら初月からがっつり稼ぐのは少し難しいです。
もちろん、経験があったり、根気強く生徒集めに注力していると月10万〜稼ぐのも夢ではありません。
それを分かった上で、
- すぐにガッツリ稼がなくてもいい
- まずはお小遣い程度の収入が欲しい
- 副業を始めたい
と考えている人は日本語講師がオススメです。
もしも「今すぐお金が欲しい!」と考えているなら、すぐに高収入が手に入るチャットレディやメールレディがおすすめです。
特にVI-VOはメールだけで稼げますし、配信機能も活用して即金性に優れています。
スキルゼロでもすぐに稼ぎたい人はぜひチェックしてみてください。
まとめ:スキルを身につけながら稼ぐならオンライン日本語講師がオススメ
オンライン日本語講師についてご紹介しました。
未経験で始めるには少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実践しながらスキルが身につけられる日本語講師はかなり魅力的ではないでしょうか。
教えることが好きだったり、情報収集に抵抗がない人は特に日本語講師はオススメです。
何歳からでも始められますし、特に家事や子育てで忙しい30代の方はぜひ在宅でできるオンライン日本語講師を試してみてください。